Uのタイ・バンコクでアンチエイジング!

美しくなりたいの・・。 ほうれい線、たるみ、シミ、肝斑、クマ、毛穴・・ついにきた老化問題に全力で迎え撃つつもりの人のブログ。バンコク在住です。→2019年現在はベトナム、ホーチミン在住です。

オバサンビーアンビシャス!オバハン差別を終わらせる時代が来た!

   

無難ではない、常識人ぽくもない、ただ自分が好きなだけのファッションを楽しむ、美しくもないオバハンが、変わった人、変な人と認知されるのではなく、普通に素敵と思われる、そんな時代がもう来たと思った。

今までオバハンには「公園デビューでも失敗しない」「後輩に憧れられる女性」「ママなんだから」「母親として恥ずかしくない」的な感じで、社会的役割、TPOにあった、年齢を考えた、という呪縛がすごーーーーく強かったんじゃないかな。

そしてそれは、ぽっちゃり女子への呪いと結構同質だと思うわ。

だから私は、もはや女子とはいえないお年頃になった今も猛烈にメイクとファッションを楽しむぽっちゃり女子を他人ごとじゃなく支持する!

それにこの子なんかもそうだけど、イキイキと好きなファッションを楽しんだほうが、よほど周囲から見ても、魅力的。

渡辺直美の最近の発言でとてもハッとしたものがある。

後ろ指を指してくるような人たちに合わせて、自分の身の処し方、立ち居振る舞いを決めていた時代もあったけど、その先には何もなかった。

勇気を出して、自分がやりたいことを、自分が思うようにやるしかない。

もちろん今も誹謗中傷はあるけど、それを気にしてたら道は拓けない。

というような趣旨ことなんだけど、上記の動画も、まさにそのことを言っていて、太っているから体系カバーで黒・・好きでもない服を着て・・という時と、

全く同じ体重でも、すべて好きな服とアイテムでこだわってコーディネートして初めて、彼女の魅力は、もっと多くの人に伝わる。

外見の悩みなんていうのは、小学生になっても、オバハンになっても、多かれ少なかれあるだろう。

例えば私。中学生くらいの時なんて、老化もまだないし、スリムだし、さぞかし可愛かったんではないかあと思って、写真を見ると、麗子像の麗子がパーマネントを当てました!みたいな子がそこにいる。

たまに爆発してない写真もあるが、おおかた、髪型が気になりすぎて、目をそむけたくなる。

そんなもんである。

今オバハンになって、「次から次へ虫歯になってしまって本当に困ってしまう」という切実な悩みに比べたら、それ以下の小さな存在だけど、それでも外見の悩みは数え上げようと思えば、いくらでもできるだろう。

相対評価をしようとしたら。

誰か特定の人とか、世の中の平均と思われる値とか、理想とされる値とか、そういうのと比較してるうちは、私は永遠にオバハンでブスでデブでコミュ障でポンコツだ。

でも絶対評価だったら、私は私にとって必要十分に素敵で魅力的な存在になることはいつからだってできるのよ~!

というか相対評価でも、ポンコツだけどそこがかわいくて魅力的で好き!というような誰かにとって意義のある中年にはなれるんだな。

例えば今やすっかり愛されyoutuberの幹弥。私も最近すっかりお気に入りYoutuberの一人だ。

オバハンのゴールは、美魔女である必要もなく、社会的にソツがない人である必要もなく、ファンキーで面白いおばちゃん、でいいし、しかもおばちゃん役を買って出て、おばちゃんに求められる型にはまった演技をする必要もない。

おじさんはもう少しおばさんより自由だ。

たとえば40歳で新人芸人だとしても、別にオジサンという意外と年いってるところを自虐ネタに挟む必要はないが。

逆に40歳で新人芸人で女性だったら、オバサン弄りをされるだろう、きっと。

だがそれを受け流して、オバサン関係ないネタをやってくれる人が出てきたらいいな。

いまだに太った女芸人が、「もてないかわいそうな女子」自虐ネタで、笑いを取ろうとするエンタの神様とか見てゾッとしたわ。

でもやっぱり、オバハンには、皮を切らせて肉を断つ、という戦略は必要だな。

なんというか、意味を隠す必要もないし、口封じする必要もなく、ただポジティブに変換して、合気道のように己のパワーにするのだわ。

デブではなく、カーヴィーでグラマラスでセクシーダイナマイト!なように。

若くない女であることは紛れもない事実なのだから、隠すことも若ぶることもなく自虐することもなく、熟女の魅力で倍返しすればいいのである。

というのはたぶん、、熟女だから無理とされているようなことを易々とやってのけたら、それはたぶんより魅力となるだろう。

たとえば内澤旬子さんだ。

この人の本を読んだのだが、まあ面白い。

50代だが、やってることはほぼ素潜り漁師マサルである。って、どんだけyoutube見てるんだ、私!

素潜り漁だけでなく、自分でワナをしかけて鹿や猪を狩っ捌くことも、50代で一人で小豆島に移住してから安々と挑戦している。

もちろん東京から小豆島に移住する時は、色んな知人に「中年独身女が一人で島に移住なんて、怪しまれて浮くからやめれ」的なご親切な忠告はたくさんされたらしいし、本人も「まあねえ」と考えてみはしたのだろうが、それでもその足かせを嵌めさせなかったからの、面白生活なのである。

渡辺直美も、「デブだから○○しちゃいけない」「デブだから〇〇路線でいくべき」みたいな暗黙の縛りを乗り越えただけで、体が大きいことは否定することもなく、迫力ボディを笑いやダンスで十分に利用している。

なんならデビュー当時のビヨンセの真似がどうしたあんなに面白かったのかというのも、そこにある。

美女の自信たっぷりの表情、キレッキレのダンス、それが日本の女子の謙虚な立ち居振る舞いと、ぽっちゃりした日本女子の身体能力、それらから予想されるものとかけ離れたクオリティだからこそウケたのである。

ガガより直美のほうが踊りがうまくて迫力があるからダンサーとして魅力的に感じるのは私だけ?

渡辺直美は、自分の特徴を自分の魅力に変換していて、それが希少性もあいまって、有効な武器になってる。

渡辺直美は、痩せてたって太ってたって、魅力的だろうが、迫力バディで、物怖じせずにバーン!!とやったことで、注目を浴び、カリスマになった。

だって、モデルワナビー、アイドルワナビーな、痩せた可愛い綺麗な女の子なんて、世の中に五万といるから、それよりもいったん注目を浴びたら目立つ。

もちろん痩せた可愛い綺麗な女の子だからこそ得られるチャンスもいっぱいあるんだろうけど、世界の直美になれただろうか?

なんならスーパーのチラシモデルで終わる。

さて、そういうマイノリティが希少価値となり、価値が上がるとか、マイナスをプラスに価値返還することは、たぶん、美魔女でもなく、腹筋がシックスパックになっているわけでもない、そんじょそこらのオバハンでもできるなと思う今日この頃。

ま、ただし「面白い」「コメントのキレがいい」「癒される」「話がわかりやすい」的な、要するに内面的な価値はそのぶん求められるよね。

つまらなければそれまでだけど、ただ門前払いの足切りはないってことよ。

いい時代になったなあ。

ちなみに阿佐谷姉妹はオバハンぶってるが、実は結構若くて時々体を張ったジャンピング突っ込みを見せるところが私はギャップ萌え!

という感じで、すっかりyoutubeの感想になってしまった記事だった・・。

だがYoutubeはすごい。速い。一般人に巻き起こした自己肯定のwaveは、オバサンにも到達する、いやもうしたと思う。

オバサン ビー アンビシャス!

 - アンチエイジング, コロナ生活, 東京美容

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