ヤンヒー病院でホスピタルダイエット(その1)
2018/04/01
命知らずの私、ついに越えてはいけない一線を越えました。
厚生労働省や各自治体から再三に渡り、警告が発せられているアブナイお薬を飲んだのでございます。
「ホスピタルダイエット」などと称されるタイ製の向精神薬等を含有する無承認無許可医薬品
による健康被害事例についてダイエット目的の処方薬として個人輸入されていることが疑われる「ホスピタルダイエット」などと称される製品については、下記のとおり医薬品成分が検出されており、複数の都道府県から健康被害の事例が公表されております。
健康被害が発生するおそれがあるため、このような製品を入手して服用しないで下さい。また、服用により体調異常が現れた場合には、直ちに服用を中止し、医療機関へ受診するとともに、最寄りの保健所にお申し出下さい。
当該品は、購入希望者がインターネットのホームページ等を利用して、身長、体重等を知らせ、海外の病院が処方したものを購入するダイエット薬とされており、主に個人輸入により入手されてます。なお、これらの製品には向精神薬が含有されている場合があり、そのような製品についてはインターネット等により注文する個人輸入であっても、麻薬及び向精神薬取締法で禁じられております。
そう、覚せい剤チックと噂されるタイのヤバいダイエット薬に手をだしたのでございます。
「ホスピタルダイエット」などと称されるタイ製のやせ薬にご注意ください
更新日:2015年1月26日
- 「ホスピタルダイエット」などと称されるタイ製のやせ薬については、これまで、死亡事例を含む重篤な健康被害が報告されています。
- 国内での承認を受けていないこのような製品については、当該医薬品が偽造製品であったり、有害な物質が含まれている可能性があり、健康被害が発生するおそれがあります。
- インターネット等で個人輸入して使用することは、くれぐれも避けていただくようお願いします。また、服用により体調異常が現れた場合には、直ちに服用中止し、医療機関を受診するとともに、保健所にお申出ください。
- 平成17年には、目黒区でも健康被害がありました。
目黒区の事例
- 平成17年8月下旬、目黒区在住の女性が、ダイエットの効果を期待し、携帯サイトを通じて「ヤンヒーホスピタルダイエット」と称される製品を購入しました。携帯サイトは注文の際、身長、体重等を知らせると、海外の病院が処方したダイエット薬をタイ(バンコク)から個人輸入(輸入代行)できるというものでした。製品が到着してから毎日、錠剤やカプセル計6種類を服用したところ、副作用により動悸、胸痛、口渇などの症状を呈し受診、入院しました。幸い重症化せず、後に回復し退院しました。
危険性を知りつつ、なぜそんな愚かなことを?
そんなにまでして痩せたいの? と言われると、実は別にそこまで痩せたくないんでした。
まあ3キロくらいは痩せたらそれはラッキーだけど、この年になると、問題は「若さを保って老けないこと」なので、太さなんて正直どうでもいいのである。
そりゃあおばさんくさい肉の付き方は嫌だし、余計な肉があれば垂れるリスクも上がって、垂れた肉はおばさんくさい。
でも、貧相に老けて枯れたおばさんみたいになるよりは、むっちりしたおばさんのほうが色気もあるしね。
というわけで、一言で言ってしまえば、探究心・・・冒険心・・・タイまで来たからにはタガメを食べずして帰れない、みたいなものでしょうか。
タイに住んでいて、タイならではの美容情報を集めようとしているなら、ここを避けて通れないのではないか。みたいな。
まあ一方では、そこそこタイの医療を信用していて、どこぞのまがいものが売られてるかわからないネット通販でもあるまいし、直接ヤンヒー病院に診察に行って処方して貰う薬なら、リスクはネット通販ものより低いであろうという推定。
ただし私はタイ人と一緒に仕事をしたり、日々お買い物時にお釣りの計算間違いが半端ない一般タイ人店員と接したりしていると、同時にそこそこ信用はしていない。
医療水準は高い、特に美容系の関心が高い国民性もあり、美容整形系の技術は進んでいると言われている。
けれども、実際のところ、日本で多くの美容クリニックで導入されている最新レーザー機器が、タイではまだ導入されているクリニックが少なくて、数年遅れの機種を最新式として使っていたりする現状を知るにつけ、やっぱり日本と同程度と思ってはいけない。
それにどんなにメソッドや機器が最新で、先生の頭脳や腕がよかったとしてもよ?
そこに横たわる国民性・・・ 日本人ほどの徹底したチェック体制が医療スタッフ全員に行き渡ってるとは思えない。
それは製薬の現場も一緒ですよ。不純物混入に関する規制は日本のほうが厳しいわけだし、規制の問題を抜きにしても、一スタッフによる個人的なミスとかの割合は多そうなんだよね。。。
まあでもそんなこと言ってたら、タイでご飯なんて食べれないし、食べる資格もない!
というわけで、まあ五分五分の信頼度、戦々恐々としながらも、バンコク郊外にあるヤンヒー病院に、行ってまいりました!!
ちなみにヤンヒーはこのアグレッシブなダイエット薬でも有名だけど、もっと性転換手術で有名だと思う。あと美容整形手術も?かな。
BTSのビクトリーモニュメント駅から、18番のバス(13THB)で30分くらいかなー。
病院に入って、すぐ手前の一般受付ではなく、左手奥のインターナショナルレジスター的なレセプションでパスポートを提出して初回利用者登録。
レセプションでなにやらお姉さんが電話してると思ったら、日本語が喋れるアテンダーのお姉さんがやってきて、私をずっと案内してくれました。
ウェイトコントロール科みたいな別棟に連れてかれて、お医者さんの問診。
昔は危なかったけど、薬が変わって、今の薬は安全だから、安心してね!
との第一声。
怪しい・・・けど、まあそういうことにしておく。
今までダイエット薬を飲んだことある?職業は?何ヶ月分欲しい?2ヶ月、4ヶ月?
そんな感じ。
あとは、そもそもダイエットに一番大切なのは食事制限なんだよ。あと適度な運動ね。
カフェインとお酒、糖分と脂っぽいものは減らして、3食しっかり食べて、でも夜は炭水化物抜いてね。
という誰でも知ってるダイエットの基礎の基礎みたいなありがたいお話を聞かせていただいただけかなー。
これ飲んだら1ヶ月で大体何キロくらい痩せるの?って聞いたら、「そんなこと誰もわからんさ、はっはっは」だって。
「とにかくたくさん水を飲め!それが食べ過ぎ防止にもつながる」「運動もしろ」「薬はダイエットの補助剤ってだけだ」だって。
とりあえず1ヶ月分にしてみたら、診療費とかすべて込みで760バーツだった。噂通りね。
日本円で3000円弱/1ヶ月だから、保険も効いてないことを考えると、そんなに高くない。
ちなみに帰り、バス停まで送ってくれる最中に、アテンドのお姉さんに初めて、何キロくらい痩せたいの?と聞かれる。
5キロくらいかなーというとよると、1ヶ月で痩せるのは大体2〜3キロかなあ。もっと痩せたければまた薬をもらいにくればいいし、目標体重に達したとしてもリバウンド防止薬を飲まないと、体重増減が激しいから、リバウンド防止薬をもらいにきてね、とのこと。
先生にはどれくらい痩せたいの?とか聞かれなかったけど、まあ体型や年齢、性別などを考慮して薬を処方されてると信じたいわ。
でも、妊娠の有無とか、常用してる薬なんかも聞かれなかったぞ、確か。さすが。
ちなみにお薬を飲むタイミングは、ランチ前と、就寝前で、昼と夜で別の種類のお薬を飲みます。
お薬は6種類あるのだが、日本と違って、これはどういう作用のあるお薬で・・と1種類ずつ説明してくれないのが残念。
今思えば、しっかり聞いてくればよかったかな。
まあタイだからじゃなくて、この病院だからなのかな?
普通に胃炎とかで別の病院にかかった時は、ちゃんと薬剤師さんが1種類づつ効能と飲み方を説明してくれたからなー。
薬も、名称とかなくて、カプセルもパッケージされてないので、成分内容を調べることもできない。
で、怖かったけど、さっきお昼前に飲んでみた!
飲んで1時間は、まったく何も起こらない!よっしゃ!!
飲んで2時間半・・ちょっと作用出てきた。
具体的には、ちょっと寒気がして、ちょっとお腹が痛くて、ちょっとのぼせた感じ・・・つまりあれね!「熱っぽい」感じ。
まあでもこの程度なら、仕事で余程の立ち回りが要求される日、とかではない限り、そんなに日常生活に支障はなさそう。
飲んで3時間半・・マジで高熱出てるんじゃないか?というインフルエンザ並みの体感に、思わず熱を測るも、平熱。さらに、自分の体から甘い匂いがしてきた・・・。こ、これは、よく言われるダイエット臭!?
体内の脂肪が脂肪酸に変わり、さらに脂肪酸が“ケトン体”に変化します。このケトン体が、甘いニオイの正体なのです。また、あまり食事をしないでいると、エネルギーが不足して脂肪酸の分解が追いつかなくなり、やはりケトン体が生成されていきます。そのため、甘い体臭は“飢餓臭”“ダイエット臭”ともいわれ、不健康な状態を示すニオイなのです
脂肪が燃えてるっていうのは効いてる!ってことなんだろうけど、こんな臭いずっとプンプンするならやだなー。。
まあ副作用に気をつけて、数日経った経過観察をまたレポートする予定です。ちなみに私のBMIは20弱。
体脂肪はうちの体重計で測れないのでここ2年くらい測ってないけど、昔測ってた頃の感覚をもとにこの体のぷより気味からすると、最近運動もサボり気味だったので推定23〜25くらいかなー。
ちなみにそういえば、お医者さんからは2日に1回、体重を測れと言われた。なんで毎日じゃないんだろうね〜。
私のヤンヒーホスピタルダイエットの全貌を知りたい方はこちらからどうぞ:私のヤンヒーダイエット日記一覧
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